2002-07-11 第154回国会 衆議院 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会 第5号
そういうことから考えると、憲法とヨーロッパ連邦との考え方のギャップは、各国の憲法はそれぞれありながら、ヨーロッパ憲章というものをつくっていくという考え方も、きょうの参考人のお話でよくわかりました。 日本の議会が唯一海外の議会と協議機関を持っているのは、ヨーロッパ議会だけしかないわけですね。
そういうことから考えると、憲法とヨーロッパ連邦との考え方のギャップは、各国の憲法はそれぞれありながら、ヨーロッパ憲章というものをつくっていくという考え方も、きょうの参考人のお話でよくわかりました。 日本の議会が唯一海外の議会と協議機関を持っているのは、ヨーロッパ議会だけしかないわけですね。
ウクライナは多分入ってくるんではないかというような見通しが高いですし、もう一つ、それとの関係で、北アフリカの国々もひょっとするとということになりまして、そうなりますと、一番困るのは物の決め方みたいなものを一体どうするかということで、もう既にEUがその問題で非常に頭を痛めており、実はヨーロッパ連邦構想もそれにどう対応するかのときの一つの代案として出てきたようなところがあるかと思います。
○下村委員 先生の御専門のヨーロッパにおける比較政治学の中で、イギリスそのものもこれからユーロ加盟等課題があるわけでありますし、一方で、最初にお触れになりましたが、ドイツのフィッシャー外相がヨーロッパ連邦構想を発表した、またヨーロッパ憲法というのも提案したということをおっしゃっておりましたが、このようなヨーロッパ憲法を作成する流れというのがほかの国に広がっていくのか、あるいはこれが時代的なトレンドとして
○高橋参考人 先ほど、昨年五月のフィッシャー外相のヨーロッパ連邦構想に触れさせていただいたわけでありますが、実は、あのときの提案のもう一つの大きな柱としまして、極端に言いますと、積極的な国だけでまずは進んでいこうということも提案したわけであります、基本的にはドイツとフランスになるのですが。
○上林山委員 ヨーロッパの共同市場の分析において、単なる経済的な問題から政治的となり、やがて共同体になり、さらには私が今指摘したようにヨーロッパ連邦になるかもしれないというその情報は、確かに私は権威のある情報だと信頼を申し上げておるのであります。
そこで、これは総理並びに外務大臣から伺いたいのでありますが、ヨーロッパの共同市場、これは今まではだれしもそれこそ経済防衛のために共同市場を作った、こういうふうに理解しておったのでありますが、最近の相当の筋の情報によりますと、これはもう単なる経済協力の段階ではなくて、政治色が非常に濃厚になってきた、しかもその楽屋裏をのぞけば、これはやがて単なる経済協力だけではだめで、いわゆるヨーロッパ連邦を作る前提である
それは経済においては共同市場、政治においてはブロック主義、すなわちヨーロッパにおいてはヨーロッパ連邦、南米においては南米連邦というような、一つの大陸を中心とする結合的な動きが現われ始めた。第二次大戦が終わったときにウォルター・リップマンが早くもこれを指摘して、次の時代はブロック競争の時代で、それは経済的結合から始まると予測したのですが、これが現われてきたと思うのです。
また、今ヨーロッパ共同市場の問題に関連して、お話のようにヨーロッパ諸国内における関税の障壁やその他のことについては、できるだけこれをなくしよう、そうしてヨーロッパ経済が繁栄するようにしていこうという考えであり、また、一応見方によりますというと、アデナウアー首相あたりの言い方によりますというと、これは経済的のみならず非常に政治的な意味を持っておるのだと、いわゆるヨーロッパ連邦のような考え方がやはり他面